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センター長あいさつ

センター長・塩山善之

重粒子線がん治療は、がん組織への線量集中性にすぐれ、がん細胞殺傷効果も高いため、体力の消耗や副作用が少なく、短い期間で外来での治療が可能です。
当初、先進医療としてスタートしましたが、その後、重粒子線の有効性が高く評価され公的医療保険への適用が進んでおり、2016年4月から切除非適応の骨軟部腫瘍、2018年4月から前立腺がんと頭頸部悪性腫瘍の一部、2022年4月から肝細胞がん(長径4㎝以上)、肝内胆管がん、膵がん、大腸がんの骨盤内再発、子宮頸部腺がん、さらに2024年6月からは早期肺癌(I~IIA期)、子宮頸部扁平上皮癌、婦人科領域悪性黒色腫が公的医療保険の適用となっています。
これからも、九州を中心とした医療機関との連携協力によって、より多くの患者さんに質の高い医療を提供して参ります。
また、全国7つの重粒子線がん治療施設とともに、統一した治療方針に基づいた治療実績を積み重ね、全ての部位のがんに公的医療保険が適用されるよう更に努力してまいります。
がんの治療法も多様化し、患者さんが治療法を選択できる時代です。重粒子線治療に関する正確な情報を伝え、サガハイマットに来てよかったと思ってもらえる施設となるよう良質な医療を心掛けていきます。

九州国際重粒子線がん治療センター
センター長 塩山 善之

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