医療関係者の方へ
ご紹介くださる先生方へ
当センターのホームページをご覧いただき誠にありがとうございます。
当センターで行う重粒子線治療は、2013年11月1日より先進医療としてスタートしましたが、その後、重粒子線の有効性が高く評価され公的医療保険への適用がすすんでおり、2016年4月から骨軟部腫瘍、2018年4月から前立腺がんと頭頸部悪性腫瘍(口腔・咽喉頭の扁平上皮がんを除く)、2022年4月から肝細胞がん(長径4㎝以上)、肝内胆管がん、膵がん、大腸がんの骨盤内再発、子宮頸部腺がん、2024年6月からは早期肺がん(Ⅰ期~Ⅱ期)、子宮頸部扁平上皮がん(長径6㎝以上)、婦人科領域悪性黒色腫が公的医療保険の適用となっています。
- 厚生労働省ホームページ 先進医療の概要について
- 当センターでの治療費
- 肝臓がんに関する成果報告書(PDFファイル; 1.2MB)
- 膵臓がんに関する成果報告書(PDFファイル; 1.3MB)
- 肺がんに関する成果報告書(PDFファイル; 1.1MB)
- 前立腺がんに関する成果報告書(PDFファイル; 1.1MB)
- 下部消化管がんに関する成果報告書(PDFファイル; 1.2MB)
- 頭頸部がんに関する成果報告書(PDFファイル; 1.3MB)
- 助成制度
一般的条件
- 全身状態が保たれ(PS:0-2)、治療に必要な30分程度の姿勢保持が可能であること。
- 病名・症状が告知されており、重粒子線治療に同意していること。
- 治療範囲に金属が留置されていないこと(金属がある場合には金属除去が可能であること)。
治療方針・適格条件
当センターでは有効性および安全性が確認された方法で系統だった治療を行うことを目的とし、日本放射線腫瘍学会粒子線治療委員会や当センターの臓器別重粒子線治療臨床検討班で検討したプロトコールに基づいた方法で治療を行っています。
プロトコールの適格条件に該当しない症例、その他プロトコールがない疾患群については、医学的有用性が認められると判断される場合は適宜治療を行います。
重粒子線治療の適応疾患と医療制度(2024年6月現在)
保険診療 |
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先進医療 |
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上記のような疾患で重粒子線治療で根治的な照射が可能と判断されるものを対象としています。
各領域別の治療方針や適格条件については下記リンクをご参照下さい。
医療機関からのご紹介方法について
受付について
当センターでの外来診療は完全予約制とさせて頂いており、原則としてお電話でのご予約をお願いします。
なお、新患外来は原則として月曜・水曜・金曜のいずれも午前とします。
医療機関との密接な連携で最善の医療を提供する目的で「地域連携室」を設置し、診察予約等を行う窓口としています。ご予約・ご相談の際には上記の予約電話番号で承ります。
なお、紹介状などの文書を事前にご送付いただく際には、上記FAX番号までお送りください。
患者さんの希望によるセカンドオピニオン目的の場合には、自由診療として(30分:11,000円、60分:16,500円、60分以上は30分ごとに5,500円)対応致しますので、ご依頼の際にお伝えください。
受診に必要なもの
- 紹介状(診療情報提供書)
- 画像情報(CD-R、DVD-R、film など)
- 病理診断報告書(臨床診断/画像診断のみの場合は不要です)
- 血液検査の結果
- 内服薬の内容がわかるもの(お薬手帳など)
- 健康保険証
放射線治療症例全国登録事業(JROD)について
当センターでは、放射線治療症例全国登録事業に協力しております。
詳しくは
人を対象とする生命科学・医学系研究に関する情報公開文書について(120KB; PDFファイル)